滝観洞(岩手県)

滝観洞(岩手県・住田町)へ行って参りました。
「ろうかんどう」と読みます。
釜石線、上有住(かみありす)駅が最寄りです。

SL銀河に乗ることができました!
上有住(かみありす)駅で下車。
立ち去ってしまうSL。釜石線は本数が大変少ないので急に不安になります。
今回は駅から徒歩3分。看板にたよる必要もなし。
入洞料を支払い、こちらで長靴&ヘルメットをお借りします。
赤い太鼓橋を渡っていよいよ入洞です!
狭い!モンキースタイルで進みますよ。

鍾乳石・奇石の類は少なく、澄んだ水の流れとともにひたすら奥を目指す忍耐力がいる鍾乳洞です。とはいえ悠久の時間をかけて水が造った岩の隙間・急カーブのフォルムだけで私にとってはロマンたっぷりです。ウミユリの化石もありましたよ。

20回位は頭をぶつけてヘルメットに大変助けられました。滝まであと少しです。

低い、低いよ!しかし大きな水音がして、嫌が応にも期待が高まります!

急に大きな空間が広がり滝が現れました。狭い通路からのギャップに思わず「おおっ!!」と声が出てしまいました。
全貌が写真に収まらずスケール感を伝えることはできませんが、上・中・下に分割して撮影。

私の感覚だとこのくらいの衝撃!

なかなか渋い鍾乳洞だと思って歩いていましたが、最後のこの滝の感動に通ずる道だったのだと納得。こういったドラマ性を感じた鍾乳洞は初めてでした。

なんと八つ墓村のロケ地だそうな。
宮沢賢治にちなんでエスペラント語の駅名も表記されています。
釜石線、本数少な過ぎです。
電車が無事に来る喜び。
お土産は漬物。このセンスあるパッケージ、グッドデザイン賞を受賞したそうですよ。

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