ウミウシをみにいく

ハナオトメウミウシ 体長3cm位

ウミウシを見に水族館へ。
学生時代に磯の動物を採取、その全てをスケッチするという実習があったが、その際に体長1cmほどの真っ黒なウミウシに出会ったのが興味のはじまり。背中に沢山の繊細な突起を持ち、ゆっくりと動く。その小さな姿が黒ミンクのコートを纏った貴婦人に見えたのだ。
後日「ウミウシガイドブック」を購入。その形態の多様さと色使いに目を奪われた。
しかし海にでかける趣味を持たない私はその後ウミウシに触れる機会を持たなかった。
今回の水族館の企画はまたとない好機であった。

実際ウミウシ展示に設けられたスペースは想像より狭く少々がっかりしたが、落ち着いて考えれば思い出と図鑑とで私の期待がふくらみすぎていたのかもしれない。
水族とはどうしても厚いガラス越しでの対話になり、小さなウミウシたちをよくよく見るのは難しい。小さな水槽の高さが子供のことを考えてなのか下の方に設置されている場合はもう絶望的に体勢がきつい。ゆっくりした不思議な動物なので時間をかけて観察したかったのだが「もっと見たい」が叶わず、体力と気力が消耗される展示であった。
それでも数種類のウミウシを実際に見ることができたことは実に喜ばしい。

シンデレラウミウシ 体長3cm位
ウミウシガイドブック―沖縄・慶良間諸島の海から 小野 篤司 (著)

アマゾンに生息するコウモリの図鑑

コウモリへの興味が高じてとうとう海外から書籍を購入するに至った。
その名も
“FIELD GUIDE TO THE BATS OF THE AMAZON”

アマゾンに生息する160種にわたるコウモリ達の図鑑である。
その分類法は主に形態に基づくのだが体長・翼長・前腕長にはじまり、耳介・耳珠・鼻葉・尾膜、といったコウモリ特有の単語が並ぶ。
歯の並び、体毛1本の根元から先までの毛色変化にまで注目したその詳細な説明は笑ってしまう程あっぱれの研究者魂である。
付録にはコウモリ達のポートレートが並び蒐集癖のある私としては大満足の一冊。

コウモリ関連書籍

コウモリたちのひっこし大計画
谷本雄治著 ポプラ社

「青森県のとある神社に、コウモリの大群がすみついた。「ヒナコウモリ」という日本でもめずらしい、貴重な種類だ。 しかし神社はフンでよごれ、においもちょっときつい。村のみんなが頭をなやませているところに、「コウモリ先生」こと向山満さんが、立ち上がった。「コウモリのむれをひっこしさせよう」新しくたてた専用の小屋にコウモリを移住させようというのだ。世界でもはじめてのこの計画、はたして成功するのだろうか・・・」

目立ちませんが、多くのコウモリたちは夜中ずっと、虫を食べています。生態系のバランス、農業にも大変な寄与をしているのです。ついこの前まで知りませんでしたけどね。

バットボックス、気になります。こんなブログを発見。
http://fanblogs.jp/solemn/category_6/2

こんな短報も発見。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjwrs/37/0/37_KJ00009904605/_pdf

コウモリ関係覚え書き

庫本 正 氏(くらもと ただし、1936年 – )
日本の動物学者。秋吉台科学博物館名誉館長。

遠藤 公男 氏(えんどう きみお、1933年– )
日本の作家、動物研究家。岩手県一関市生まれ。

薮内正幸美術館館長:薮内竜太さんのブログ
http://yabuuchi-art.jp/blog/

写真家 中島宏章 氏
http://thesedays.hirofoto.com/

どうぶつのくに
vol.103がコウモリ特集でしたよ。
http://www.doubutsu-no-kuni.net/