ミツバチ観察 その5(一応、最終章)

その5(一応、最終章)
(外出の自粛もなかなかつらいものです。)

ミツバチを探して下ばかり見ていたのだが、調べたところ樹木がその蜜源(この言葉もミツバチ専門用語)の多くを占めているらしい。
上を見れば散った後のモミジの花が沢山。最盛期にはモミジ担当組もさぞ隆盛を極めたことだろう。
これからは上を向いて歩こう。


彼らは動きが素早く、その形態の観察は難しい。

アブは羽が2枚であるのに対し、ハチは羽が4枚。
アブは眼が大きいのに対し、ハチは小さめ。

アブ。のんびり止まっていることが多い。
ミツバチ。働き者で停止することは無い。

ゆっくり観察するために一匹くらい巣の周りに死体が無いものかと探していたが、働き蜂のおかげなのかいつも清潔に保たれている。

しかしある日3匹の死体が転がっていた。働き蜂より体色が黒く目が大きい。おそらくオスだ!

ミツバチのオスは働かず交尾に出かける生活。
交尾に成功すればその場で死に、婚期が過ぎれば餌をもらえず働き蜂によって巣を追い出されるという存在である。
何があったかは分からないが、、諸行無常。
(以下、苦手な方はどうぞご覧になりませんよう。)









ミツバチ観察 その4

その4
(外出は自粛しております。)

公園に巣を発見したので、公園の花々に注目すればミツバチは簡単に見つかると思っていた。

いない。いわゆるパンジー、デイジーが植え込まれた花壇には全然いない。

しかし、しつこく公園をうろうろすると小さな昆虫たちが見えて来るもので、、、ツツジの植え込みにてやっとミツバチをキャッチ。

見え辛いが花の奥でモソモソ
すぐに出てきては次の花へ向かう。

動きが早くて写真ではなかなか捉える事ができないが、ツツジの花の奥まで入り込んで何やらモソモソしてはすぐにまた次の花へ向かう作業を繰り返している。どうやら2~3匹のチームでやってきて一通り働いては姿を消すようだ。
    
そしてこのツツジ担当者達は後脚に花粉団子をつけておらず山椒担当やパンジー担当と比較してスマートに見えることも気になる点。

担当部署が完全に決まっているのか?
巣が違うのか、種が違うのか?
謎は深まるばかり。。。

ミツバチを探しているうちに、目が開けて来るもので、多くの小さな生き物が花の陰に隠れているのに気づいた。
植物と昆虫(蜘蛛も)は本当に仲良しなんだなあ。
(昆虫・蜘蛛が苦手な方は以下はご覧になりませんように。)








クロバエの1種?
ナミテントウ
??
ツマグロオオヨコバイ
テントウムシの幼虫
ヒメマルカツオブシムシ
ネコハエトリ、オス?

 

ネコハエトリ、メス?
??

 

 

 

 

 

ミツバチ観察 その3

その3
(決して毎日出歩いているわけではない。)

よく晴れている。山椒の花にミツバチが戻ってきた。
本日はゆっくり観察が可能であった。

尚、彼らを後を追って巣を突き止めようと考えていたが、全く不可能。あっと言う間に物凄いスピードで飛び去り、視界から消えてしまう。

天気も良いので少々足を伸ばして公園へ。
なんとラッキーな事に公園の入り口に三角コーン、木には「ミツバチに注意!」の張り紙が!

ブンブン飛んでいるのだが通行人はまったく気にしていない様子。というかハチが大変に素早く人間と絶妙な距離を保って飛行しているので目にも入らないのであろう。あの人もあの子もハチがいると知ったらキャー!と叫んで逃げそうなものを。

いや、私も張り紙が無ければ全然気づいてなかったし。
すごいぞ、ミツバチ!

ミツバチ観察 その2

その2
(毎日出歩いている訳ではない。)

曇り。山椒にミツバチの姿はない。

しかし異なる地点にてパンジーにて花粉を集める個体を発見。

あれ?
山椒担当のミツバチと比べてふっくらしてるし、花粉玉の形状も違って縦長ですね?

またネット検索。
ニホンミツバチとセイヨウミツバチがいる?

この辺りに養蜂家なんぞいないと思うので、どちらもニホンミツバチだとは思うのだが。。
いや、パンジー担当者はオレンジがかっており、腹のしましま具合もセイヨウミツバチの特徴に近いか。。いやとにかく素早くじっとしていないので分類は無理。

いったい何処からやってくるのだろう?

ミツバチ観察 その1

外出が減った。
ゆえに貴重な外出の際には周囲を新たな感覚で、興味を持って見つめる癖が身についたらしい。春ですし。

その1
急に近所の山椒の花が目に飛び込んできた。山椒の花の存在に気付いたのは生まれて初めてである。繊細な黄色い花、と見えたが花弁は無く黄色い花粉を有した雄しべが集まる円錐花序。
さらにその花に2匹のミツバチがプーンと小さな羽音をたてながら忙しそうに花粉を集めていた。左右の後脚には花粉玉。トリミングをしたプードルの様で大変可愛らしい。

動きが早くじっとしていないので花粉玉をどのように形成しているのか捉えられないが、しげしげ観察した後帰宅。ネットにて情報を得る。

>働き蜂は全部メス。寿命は1ヶ月。

>若いメスは内勤。巣の中で子育てや巣作り。歳をとったメスがリスクの高い外勤を担い蜜や花粉を集める。

>山椒は雌雄異株。そういえば昨年実山椒を調理したが、まったく形状が違ったぞ。

こちらは雌花ですが、すでに花が終わって実山椒。

知らなかったことばかりで愕然。
俄然興味が湧いてきた!

動物ストール

春先に一目惚れして購入したストール。
可愛すぎるぞ!

謎の動物がいるので哺乳類の分類・系統樹まで確認したのですが、まだ謎は残ります。青っぽい2匹が特に分かりませんね。

しかしネコ目にイヌ、クマ、アザラシまでもが含まれることは今回の驚きでした。
鯨偶蹄目の存在に至っては目眩を覚えました。ウシ・シカと鯨が同じグループとな!?ウマの方が遠縁。

啓蟄にはまだ遠いのだが。。

急に暖かくなったので、出てきましたよ。

私は大好きですけどね、
両生類が苦手な人は閲覧注意!







まだ眠そうです。

踏まれたり轢かれたりが心配なので、植え込みに追い込んでおきました。

アズマヒキガエルでしょうか?

コウモリ講演会

昨年は三重で行われたコウモリフェスティバルに参加し、コウモリについて沢山の知識を得ることができました。

今年も参加するつもりでしたがリハーサルが立て込んでおり、会場が島根ということもあり断念。(しかも当日は例の巨大台風で交通が麻痺していました。)

参加できず残念!
中国地方のコウモリ研究!とても面白そうな講演ラインナップ。

しかし後日ラッキーなことに大沢夫妻によるコウモリ講演会情報をゲット!

講演会
「哺乳類が空を飛んだ理由」
大沢夕志&大沢啓子のコウモリの世界

大沢夫妻はコウモリ写真家&ライターでありコウモリフェスティバルのスピーカーでもあります。

天気の良い日、江戸川区立東部図書館まで出かけました。

なかなか格好の良い図書館
南側も格好良し

講演会は1時間半でしたが休憩もなくスライド満載。
前半:クイズも含めたコウモリ全般に関する知識。
分類(哺乳類ですよ!)、食べ物、棲家に関して学びました。

後半:バードウォッチングならぬ「バットウォッチング」に関する知識。
バットディテクターと音波について、そして世界のコウモリ観察スポットについてご紹介頂きました。

出てきたコウモリすべてをメモる!

そして最後に質問コーナーがあったのですが、図書館の方が「こんな活発な質問が出た講演会は初めて」と驚くほど積極的に質疑応答が行われました。

それほどコウモリは参加者のみなさんにとっても興味深い存在だったのですね!確かにコウモリの話はなかなか聞くことはありませんよ。

講演会終了後、勇気を出して大沢夫妻にご挨拶しました。コウモリ好きが高じて当時の仕事をお辞めになりコウモリライターに転じたその行動力にただただ尊敬するばかりです。

生物学専攻でありながら、私はこの体たらく。。生物愛と勉強が圧倒的に足りません。
という訳で大変楽しかったのですが自分を省みて最後にへこむことになりました。

剥製・骨格標本も拝見
ヒナコウモリ近影。大きな耳と白い差し毛が特徴でしょうか。
図書館の企画だけにコウモリ関連本が並べられ、リストまで頂きました。ありがたい限りです。

 

 

バットディテクター、機能する。

例のワークショップで作成したバットディテクター。
鍾乳洞に出かけたましたがコウモリに出会えず動作未確認状態が続いていました。こうなりゃ絶対にコウモリが出没するあの場所に行きましょう。

あの場所とは「東中神駅」です。昭和記念公園が住処なのか、過去に最もよくコウモリを見かけた場所です。
日没を待ちます。
変な機械のイヤホンを片耳につけてうろうろ。
人の目には完全に盗聴している不審者としか映らないでしょう。

日が暮れてきました。
カラスがおうちに帰ります。
またカラスだ。
綺麗な夕焼けじゃあ!

とうとう来ました!アブラコウモリです。
バットディテクターを向けると、、

『チチチチチ、、、』
『キキキキキ、、、』
とはっきり彼らの声が変換されて聞こえました!
感動的です。
観察するうちに彼らが昭和記念公園とその周りの空き地を餌場としているだけで、住宅の方からやってくることを突き止めました。いったいどこに住んでいるのでしょうか。

イヤホンジャックにICレコーダーを繋げば録音も可能かと思います。
今度は録音して音をお届けしたいものです。

ちなに今回は蚊除けのアロマオイルを用意したのですがやっぱり蚊にさされました。帰ってよく見たらスイートオレンジのボトルでした。シトロネラを持って出たつもりだったのに。

バットディテクター製作教室

バットディテクター(コウモリ探知機)が欲しい。

Amazon等で探すも「現在はお取り扱いがありません」の表示ばかり。
どうしたら入手できるのか、海外から個人輸入なのか?等考えていたところ朗報が舞い込みました。

これは!行きましょう!

東洋蝙蝠研究所
http://www.abri.or.jp

しかし「こうもり博物館」は奈良県。。
無茶なことに日帰りを計画。
京都から電車を乗り継ぎ乗り継ぎ「笠置」へ行きましたよ。

関西本線、とはいえワンマン2車両。乗降口をチェックしておかないと「降りられない!」なんてことになりかねない。
単線!トンネルだ!
奈良県は緑が濃い気がします。
駅から10分ほど歩いて到着

コウモリ博物館の中は、学校の図工室の様な雰囲気。
真ん中に作業机が並べられバットディテクター作製準備スタンバイ、壁側にはコウモリの標本・解説・その他コウモリグッズが所狭しと展示されていました。

ご挨拶・見学もそこそこにはんだ付け練習がスタート。
10時開始ですがはんだ付け練習&実際の製作には5時間以上を要します。
関西本線は1時間に1本しかなく日帰りを予定していた私は必死で取り組みました。

写真を撮るのも忘れてひたすらはんだ付け。
回路の意味も分からずひたすらはんだ付け。

細かい作業は得意な方なのですが、なかなかコツがつかめず。。。

このカラフル抵抗達をひたすらはんだ付け。さらにこれからコンデンサーをつけねばなりません。

そこへ研究所で保護されたアブラコウモリの赤ちゃんが登場!
私はコウモリに触れるのは初めてです!ふわっふわの毛でちっちゃくて可愛いらし過ぎます!


バットディテクターのはんだ付けが終われば彼らの声を聞くことができると伺って昼食もそこそこにやぱっりひたすらはんだ付け。

さて、私の組んだディテクターですが最終チェックで調節ダイヤルをまわしても低いヘルツにチューニングすることができず時間切れ。
大変心残りですが先生にお預けして笠置を去ることになりました。
調整後、後日送付して下さる予定です。

笠置駅の横を流れる木津川にかかる橋。そろそろ夕焼けに染まりそう。この日はたまたま笠置のお祭り。駅には出店が立ち、河原には色とりどりのテントが張られて花火大会の開始が待たれます。
笠置よ、さらば。またコウモリ観察にいつか来るぞ!

●後日、無事に届きました!
コウモリ博物館の皆様、バットディテクター製作の先生、本当にありがとうございました。
これは、試さなくては!
近いうちに洞窟に出かけることにしましょう。

配送スタッフの方は不審に感じなかっただろうか?