ミツバチ観察 その5(一応、最終章)
その5(一応、最終章)
(外出の自粛もなかなかつらいものです。)
ミツバチを探して下ばかり見ていたのだが、調べたところ樹木がその蜜源(この言葉もミツバチ専門用語)の多くを占めているらしい。
上を見れば散った後のモミジの花が沢山。最盛期にはモミジ担当組もさぞ隆盛を極めたことだろう。
これからは上を向いて歩こう。
彼らは動きが素早く、その形態の観察は難しい。
アブは羽が2枚であるのに対し、ハチは羽が4枚。
アブは眼が大きいのに対し、ハチは小さめ。
ゆっくり観察するために一匹くらい巣の周りに死体が無いものかと探していたが、働き蜂のおかげなのかいつも清潔に保たれている。
しかしある日3匹の死体が転がっていた。働き蜂より体色が黒く目が大きい。おそらくオスだ!
ミツバチのオスは働かず交尾に出かける生活。
交尾に成功すればその場で死に、婚期が過ぎれば餌をもらえず働き蜂によって巣を追い出されるという存在である。
何があったかは分からないが、、諸行無常。
(以下、苦手な方はどうぞご覧になりませんよう。)
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