こうもりクラブ活動:アスベスト外来、芝診療所をたずねて
とある日、芝診療所を訪ねました。
芝診療所
こちらはじん肺・アスベスト外来があり、所長の藤井正實医師が担当されています。アスベストの権威である藤井先生とお話する機会に恵まれ、こうもりクラブの活動にご賛同頂きました。
藤井先生が「いつでも元気 2017.4 No.306」に寄稿された記事がこちらです。
けんこう教室 終わっていないアスベスト被害
2005年クボタショック以来、終わったことと忘れ去られがちなことを先生も心配されていました。
芝診療所は港区新橋にあるのですが久々に都心に降り立ったところ、一番初めに気付いたのはあちこちでガンガンと工事の音がしていること。郊外にいると気付きませんでしたが、2020年オリンピックに向けてなのかなんなのか「解体ラッシュ」という言葉がにわかに信憑性を帯びて感じられました。そして、こんな感じが普通の光景。。
もう、私にも分かるようになりましたよ。これは、使ってます。
正解。
(使っていることの事実はもう仕方ありません。こちらの現場ではきちんと調査し、対策をとる、と表示されています。)
というか、今解体される建築物はほぼアスベストを使っていると言ってよいのでは。築地だけじゃない。本当に今そこで使われているのです。使われた過去は見つめるしかない。しかししっかり対策をとれば人間の手で被害は止められるのです。はたらく現場のみなさんはきちんと自分とその家族を守れているだろうか。
まずは多くの人に知ってほしい。今はそれだけです。
アスベスト・中皮腫について知ってほしい!
こうもりクラブ:クラウドファンディング中
https://motion-gallery.net/projects/koomoriclub