囲われた解体現場に近づいてみた
意識して町を見てみたところ、みっしり囲われたビル解体現場に遭遇しました。いつもは駅に急がなければ、などと目的を持って急いで通り過ぎてしまいます。そしてすぐに忘れてしまいます。しかしこの日はどうしても気になったので意を決して接近。夜分にカメラを持ってウロウロし、完全に怪しい者です。
工事の概要が掲示されていました。
大気汚染防止法に基づく掲示とのことです。
そして「特定建築材料でない(レベル3)石綿含有建材とみなす建材がある。」という項目にチェックがついていました。
このような掲示をまじまじと読んだとは初めてですので、まずはこんな風に調査され掲示しているのだということを受け止めるに終わりましたが、これが一体何を示しているのか、後日調べてみました。
「レベル3建材」とは
アスベスト建材は粉じんの飛散のしやすさにより、以下に分類される。
レベル1 発じん性が著しく高い (アスベスト含有吹付け剤)
レベル2 発じん性が高い (アスベスト含有保温材・断熱材等)
レベル3 発じん性が比較的低い (アスベスト成形板等)
*「発じん性」とはアスベストの飛散しやすさのこと。
レベル3建材は屋根・外壁・天井・壁・床になどに使用される建材であり、割らないように取り外せば安全を確保できそうです。しかしイメージがわかないのでYouTubeにて検索したところ、こんな映像を見つけました。(約3分)
こんな風にやってるんだ!夏場は大変です。いや、夏場以外でも大変。携わっている方々には、まず自分の健康を、そしてご家族と現場付近住民の健康も大事にして頂きたいと思いました。
(映像に出て来た天井板、うちとそっくり。。)
参考・引用:解体工事の匠 さん
http://kaitai-takumi.com/qa/1398/
アスベスト・中皮腫について知ってほしい!
こうもりクラブ:クラウドファンディング中
https://motion-gallery.net/projects/koomoriclub