メルヘンオイリュトミー

2019年11月1日(金)、オイリュトミー公演に出演いたします。
今回はじめての「メルヘン」へのチャレンジ。

子どもに贈りたいメルヘンオイリュトミー
やまなしもぎ

2019年11月1日(金) 15:30 開演
くにたち市民芸術小ホール 地下スタジオ
アクセス→https://kuzaidan.or.jp/hall/access/

「メルヘン」とはなんぞや?
グリム童話(赤ずきん・白雪姫・シンデレラ・・・)が有名ですが、これらはグリム兄弟による創作ではなく、ドイツの昔話を収集したものです。
王様・お姫様・魔法使いが出てきたり、動物がしゃべったり、、、子供向けの空想物語と思われがちですが、実は成立年代は古く人類の意識の発達と関連づけられて語られるべきものである、とシュタイナー系の書籍からは読み取る事ができます。

ただのお話をそんな難しく捉えなくても、、と考えていた私ですが荒唐無稽なただのお話であれば語り継がれて現代に残りはしないでしょう。メルヘンには何か大事な意味がある。人間には古代から何か「そうあるべき類型」がある。そして大人の抱く意図に捉われない子供時代にこそ、古代からの人間のあるべきメッセージを受け取って欲しいと思うのです。

私は余計なサービス精神に溢れた人間ですから、子供達にメルヘンそのものを届けるには邪魔になるものを沢山かかえています。お話をわかりやすく「表現」「かたち」にしてしまいがちです。しかしメルヘンはおそらくストーリーを情報として形として伝えることを目的としていません。メルヘンのアニメ化などはおそらく最も避けられるべきです。

私の幼い頃の記憶では、、ビー玉の色の違いによりそれぞれのビー玉王国が立ち上がっていましたし、夜カーテンの隙間からは黒くてもじゃもじゃのお化けが覗いていました。勝手に次々と浮かび上がったイメージ&ストーリーであり、何かに影響されたとはちょっと考えられません。子供時代はおそらくそれほどに想像力豊かなものです。大人が必要としている分かり易いイメージを付加しなくても彼らはお話そのものに反応し、それぞれのお話を紡ぐ筈だと、自分の記憶を辿る限りではありますが確かにそう思うことができます。

子供たちにお話の裏に流れる本当のメッセージを自由に受け取ってもらえるよう、私は文楽の人形のようでありたいと思います。人形は表情を変えないのに見ている人々はそこに怒り・悲しみ・喜びを投影します。

あらゆるイメージを投影できる身体。見ている誰もが自分を映す事ができる身体。それこそは今回目指すべきメルヘン身体です。オイリュトミーというよりは舞踏的身体かもしれません。現時点では確かにそう思うのですが、正しいアプローチを知らないので未来において完全に撤回される可能性が、、、かなりあります。

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こうもりクラブ主宰野口泉さんのブログより