滝観洞(岩手県)

滝観洞(岩手県・住田町)へ行って参りました。
「ろうかんどう」と読みます。
釜石線、上有住(かみありす)駅が最寄りです。

SL銀河に乗ることができました!
上有住(かみありす)駅で下車。
立ち去ってしまうSL。釜石線は本数が大変少ないので急に不安になります。
今回は駅から徒歩3分。看板にたよる必要もなし。
入洞料を支払い、こちらで長靴&ヘルメットをお借りします。
赤い太鼓橋を渡っていよいよ入洞です!
狭い!モンキースタイルで進みますよ。

鍾乳石・奇石の類は少なく、澄んだ水の流れとともにひたすら奥を目指す忍耐力がいる鍾乳洞です。とはいえ悠久の時間をかけて水が造った岩の隙間・急カーブのフォルムだけで私にとってはロマンたっぷりです。ウミユリの化石もありましたよ。

20回位は頭をぶつけてヘルメットに大変助けられました。滝まであと少しです。

低い、低いよ!しかし大きな水音がして、嫌が応にも期待が高まります!

急に大きな空間が広がり滝が現れました。狭い通路からのギャップに思わず「おおっ!!」と声が出てしまいました。
全貌が写真に収まらずスケール感を伝えることはできませんが、上・中・下に分割して撮影。

私の感覚だとこのくらいの衝撃!

なかなか渋い鍾乳洞だと思って歩いていましたが、最後のこの滝の感動に通ずる道だったのだと納得。こういったドラマ性を感じた鍾乳洞は初めてでした。

なんと八つ墓村のロケ地だそうな。
宮沢賢治にちなんでエスペラント語の駅名も表記されています。
釜石線、本数少な過ぎです。
電車が無事に来る喜び。
お土産は漬物。このセンスあるパッケージ、グッドデザイン賞を受賞したそうですよ。

メルヘンオイリュトミー

2019年11月1日(金)、オイリュトミー公演に出演いたします。
今回はじめての「メルヘン」へのチャレンジ。

子どもに贈りたいメルヘンオイリュトミー
やまなしもぎ

2019年11月1日(金) 15:30 開演
くにたち市民芸術小ホール 地下スタジオ
アクセス→https://kuzaidan.or.jp/hall/access/

「メルヘン」とはなんぞや?
グリム童話(赤ずきん・白雪姫・シンデレラ・・・)が有名ですが、これらはグリム兄弟による創作ではなく、ドイツの昔話を収集したものです。
王様・お姫様・魔法使いが出てきたり、動物がしゃべったり、、、子供向けの空想物語と思われがちですが、実は成立年代は古く人類の意識の発達と関連づけられて語られるべきものである、とシュタイナー系の書籍からは読み取る事ができます。

ただのお話をそんな難しく捉えなくても、、と考えていた私ですが荒唐無稽なただのお話であれば語り継がれて現代に残りはしないでしょう。メルヘンには何か大事な意味がある。人間には古代から何か「そうあるべき類型」がある。そして大人の抱く意図に捉われない子供時代にこそ、古代からの人間のあるべきメッセージを受け取って欲しいと思うのです。

私は余計なサービス精神に溢れた人間ですから、子供達にメルヘンそのものを届けるには邪魔になるものを沢山かかえています。お話をわかりやすく「表現」「かたち」にしてしまいがちです。しかしメルヘンはおそらくストーリーを情報として形として伝えることを目的としていません。メルヘンのアニメ化などはおそらく最も避けられるべきです。

私の幼い頃の記憶では、、ビー玉の色の違いによりそれぞれのビー玉王国が立ち上がっていましたし、夜カーテンの隙間からは黒くてもじゃもじゃのお化けが覗いていました。勝手に次々と浮かび上がったイメージ&ストーリーであり、何かに影響されたとはちょっと考えられません。子供時代はおそらくそれほどに想像力豊かなものです。大人が必要としている分かり易いイメージを付加しなくても彼らはお話そのものに反応し、それぞれのお話を紡ぐ筈だと、自分の記憶を辿る限りではありますが確かにそう思うことができます。

子供たちにお話の裏に流れる本当のメッセージを自由に受け取ってもらえるよう、私は文楽の人形のようでありたいと思います。人形は表情を変えないのに見ている人々はそこに怒り・悲しみ・喜びを投影します。

あらゆるイメージを投影できる身体。見ている誰もが自分を映す事ができる身体。それこそは今回目指すべきメルヘン身体です。オイリュトミーというよりは舞踏的身体かもしれません。現時点では確かにそう思うのですが、正しいアプローチを知らないので未来において完全に撤回される可能性が、、、かなりあります。

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こうもりクラブ主宰野口泉さんのブログより